あけぼの会計のあけぼのコラム

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公益法人会計における指定正味財産とは?

お世話になっております。

つくば・秋葉原に事務所を構える税理士法人あけぼの会計です。

今回は、公益法人会計についてお話しいたします。

公益法人会計とは、公益法人に関する情報を外部に伝える手段です。

一般法人は、企業会計原則等の会計基準に則って会計処理をしますが、公益法人は、公益法人会計基準や公益法人会計基準に関する実務指針によって会計処理を行います。

これは、両者の目的が大きく異なるためです。

それでは、両者の目的は何なのか?

それは、一般法人は、営利行為によって収益を上げることが目的である一方、公益法人は社会公共の利益を図ることを目的として、営利を目的としません。

公益法人は上記目的を遂行するために、一定の補助金や寄付金を収受することとなるのですが、公益法人は、その収受した補助金等を目的のために使用しているか否かといった受託責任及び説明責任を負うこととなります。

これが、一般法人との最も大きな相違点であり、公益法人の特徴となります。

そして、この説明責任を果たすために公益法人会計に設けられたのが「指定正味財産」という区分です。

 

「指定正味財産」の範囲とは?

①寄付によって受け入れた資産

・公益法人の事業のために寄付された金銭、有価証券、土地等や補助金

・低額譲渡があった場合には、その差額も寄付とみなされる

②使途や処分、保有形態に制約がある場合

・特定の目的のためにしか使用できない制約や処分の時期や条件に制約がある場合、保有の仕方(寄贈されたグラウンドをグラウンドのまま保有)など

社会公共の利益を図るために「指定正味財産」が設けられており、これが正しく運用されているのかを公益法人は明らかにする必要があります。

 

今回は、公益法人会計の大きな特徴である「指定正味財産」についてお話させていただきました。

次回は、もう一つの特徴でもある「一取引二仕訳」について、お話できればと思います。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

 

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